ロードバイクをルーフキャリアに積むと心配になるのが、その高さですね。
とはいってもトラックなどは普通に走っているわけですから、それより高くなければ通常の道路を走行するには問題ないということになります。
大抵の乗用車はロードバイクを積載しても高さはトラックを超えません。
でも心配なので、どれぐらいの車であればルーフキャリアに積載できるのかを正確に調べていきましょう。
全高が3.8mが一つ目のボーダーライン
まずは高速道路を通れるサイズというところを見ていきましょう。
高速道路を通るには3.8m以下の全高である必要があります。
さらに制限付きではありますが4.1mまで通行することができます。安心ラインとして3.8m以下をベースに考えることにしましょう。
3.8mを下回るトンネルには標識があるので、標識があるトンネルを回避
しかし一般道にはとても低いトンネルもあります。自宅から、そのトンネルを通らなければどこにもいけないとかでない限り回避できるはずです。当然トラックが家の前を通るなら安心です。
ロードバイクの高さは大きくても1.5m。なので2.2m以下の車なら安心
ということで3.8mからロードバイクの高さを引いて計算することが必要になります。
ロードバイクの一般的な全高は大きくても1.1m程度です。ミノウラ のレーススタンドが1.14mなので、それを潜れるサイズの一般的なロードバイクであれば1.3m程度に収まるはず。キャリア部分の飛び出しは自動車の高さから20cmぐらいなので1.5m見ておけば安心でしょう。
3.8m – 積載車高 = 安心高
ここで新しい数字を定義したいと思います。先ほど紹介した3.8mまで何cm余裕があるのかが、その車の高さに対して安心できるのかの高さになります。これを安心高と名付けます。
2.2m以下の車ってどれぐらい?
では2.2m以下の車ってどれぐらいの車が該当するのでしょうか?一般的な車であれば、ほぼクリアしているといって過言ではありません。
一番普及しているであろうトヨタのプリウスは1.47mの全高になっていますので、ロードバイクを積んでも2.97m。安心高が80cmといったところです。
ワンボックスカーの代表格であるトヨタ アルファードで全高が1.95mなので安心高が35cm。
街中で走っている乗用車の中で高さがかなり高いトヨタ ハイエースのハイルーフ車で2.24mなので安心高が-4cm。ハイエースのハイルーフの場合は正確に高さを計測した方がいいでしょう。
私の乗っているMINIであれば全高が1.445mなので1.5を足して2.945mになります。安心高は約80cmと十分なサイズ。
まとめ。ミニバン含めほとんどの車はルーフキャリアで大丈夫。
ハイエースのハイルーフ車でギリギリの高さなので、それより低い車(ほとんどの車)はルーフキャリアを載せても高さに余裕がある計算になります。もちろんセダンやコンパクトであれば高さも余裕があるので安心です。
ルーフキャリアに載せるとトンネルで引っかかりそうというのは迷信だということがわかりました。