TOTEMのロードバイクってどうなの?自転車オタクが本格的に調べてみた

最近、家の前に止めていたノーブランド品のクロスバイクが盗まれてしまった。パンクしてたしメンテも行き届いていなかったので鍵もかけずに置いていたせいもあり、仕方ないかなと。そもそも我が家には家族の人数を上回る数の自転車が存在しているため、特に困ることはない。

しかし自転車が一台減ったので補充という観点で安価な自転車を買い足すチャンスが到来したと思っています。
そこで気になっているのがAmazonや楽天で数万円で買えるTOTEMというブランドのロードバイク。

価格の割にスペックが高くネットでも人気があるようです。

ネット上にはTOTEMのロードバイクのまともな解説がない

TOTEMのロードバイクが気になって検索してみると、基本的に初心者の方が購入したレビューが多く参考にならないことが多かった。
それもそのはず中級者以上の自転車に詳しい人が手を出す類の自転車ではありません。

情報がないなら自分で調べて掲載してしまおうというのが、この記事です。
まずは、ラインナップから調査します。

TOTMEロードバイクのラインナップ

TOTEMからも何種類かラインナップされています。
値段やグレードなどが違うのですが、どのように違うのでしょうか?
現在購入できるものを安い方から順番に見ていきましょう。

型番から紐解くTOTEMロードバイクのラインナップ

公式サイトを見てみると2016年モデルが「T15B」から始まる型番で「T16B」から始まる型番が2017年モデルであることがわかる。
年式についてはさらなる注意が必要だ。TOTMEには2015年モデルが存在しておらず、「GW14B4XX」が2014年モデルとなる。
またその後ろの「4」はクロスバイク含むオンロードバイクにつけられる数字のようだ。
そして最後の2桁がグレードになり、基本的には数字が小さい方がグレードが高いようだ。

グレードの違いは、コンポ・素材というそのまま重量に影響するものが多い。
カタログスペックから違いがわかるのは、それぐらいだ。

選ぶならTOTEM T15B408かGW13B407

さて、型番の見方がわかったところで実際には、どのモデルが狙い目なんだろうか。
公式サイトには数多くのラインナップが掲載されているが実際に日本で入手できるものは多くない。
あまりにもグレードが低いものはロードバイクとして楽しむことが難しくなるため除外すると選択肢は2つになる。

3万円台で手にはるTOTEM T15B408

 

一つ目の選択肢としてはTOTEM T15B408というモデルだ。
一部店舗では2017年モデルと表記され販売されているが、2016年モデルだ。
カラーは白と黒があり、コンポはシマノのTurnyを中心とした前2段、後ろ7段の構成だ。

この価格でギリギリロードバイクと呼べる構成になっている。
このモデルに関して注意が必要なのはブレーキだろう。悪名高いテクトロ製のブレーキですらない中華ブレーキだ。
この価格帯のロードバイクであっても脚力次第では40km/h以上で走行することは可能だろう。
40km/hで走行している自転車を制動するには、高性能のロードバイク用ブレーキが必要だ。絶対に交換をオススメしたい。

5万円弱で購入できるTOTEM GW13B407

もう一つの選択肢としては、先述のT15B408と比較すると少し高価なモデルになるがGW13B407というモデルになる。

こちらに関してはシマノのCralisを中心としたコンポで組み上がっている。
T15B408と比較して古いモデルになっているがリア8速となっている。しかしT15B408と同じくブレーキに対して全く信頼がおけないPROMAX製となっている。こちらも交換は必須だ。

初めてのロードバイクであればTOTEM T15B408で十分

さて2グレード紹介したが、初めてのロードバイクであれば、TOTEM T15B408で十分だ。
なぜかというと、どちらのモデルであっても本格的にロードバイクに乗るのであればレースに出ないとしても長く乗れるものではない。使い道としては1年乗って次に中級グレードのロードバイクに乗り換えるといった用途が最適だろう。

高い方の13B407であっても中級ロードバイク乗りへの道に進むに当たって、使いまわせるパーツは一つもないと考えてもいいだろう。
それであれば出費を抑えて、とにかく乗って乗って乗りまくる。そしてお金をためて20万円程度の中級グレードに進むといった道筋が正しいだろう。

まずは、TOTEMの15B408で5000kmを目安に乗り込むことが重要だ。

 

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