ICANカーボンクリンチャーホイールの開封レビュー(38mm)

さて前回選び方を紹介したICANのホイールを買ってみました。
本日届きましたが、あいにくの雨のためシェイクダウンは後日。
今回は開封から取り付けまでをレビューします。

ICAN 38mmハイトのクリンチャー・Sapimスポークを購入

私が選んだのは38mmハイトのクリンチャーホイールです。
初めてのカーボンホイールなので軽さを体験したくてSapimスポークのモデルをチョイスしました。

Amazonプライムで翌日に到着

ICANのホイールはベーシックなラインナップは日本のAmazonの倉庫に保管してあるためプライムで翌日に到着します。
中国製の製品をカメラ関連の機材などでよく購入しているので梱包などが心配でしたがICANは比較的綺麗な箱に入って到着しました。
Amazonのレビューには箱が壊れていたというものもありましたが、自分のところに届いたものは、とても綺麗な状態でした。

箱が破れているどころか、四隅が尖っているほど保管状態はよかった様子。

付属品はリムテープ・クイックリリース・ブレーキシュー

箱を開けると干渉しないようにしっかりと梱包されていました。このあたりはカンパニョーロのホイール梱包と比べても劣ることはありません。

本体とセットで付属してきたものはリムテーム、クイックリリース、ブレーキシューです。
10速用のスペーサーもついています。リムテープは印字やロゴはありませんが、ザラザラの面とツルツルの面があり、表がツルツルの面です。

クイックリリースもAmazonのレビューにあったほど軽くはなく、一般的なクイックリリースという感じ。
Amazonの商品写真と違うのでメーカーに問い合わせてみたところ変更したけど商品写真の差し替えが間に合っていないということらしい。

加工の精度は非常に高い。

中国製のホイールと侮るなかれ、バリがあったり歪んでいたりということは全くなく、じっくり見ましたが、表面上に目視で確認できるような品質の低さはありませんでした。

ICANのロゴはデカールではなくホイールに直接プリントされていますので、剥がしたりということはできません。
ロゴは控えめでかっこいいのでこのまま使用しようと思います。

気になる重量を計測

手に持った感じ、明らかに軽いという印象を持ちました。感覚としてはカンパニョーロのシャマル ウルトラよりも軽いような。
シャマルを買った時も、笑うぐらい軽いと思いましたが今回はそれ以上かも。

実際に計測してみるとフロントが650g、リアが730gと公称より若干軽い。
合計で1380gですのでBORA ULTRA35 クリンチャーと比べても10gしか変わらない。
もちろん重さだけの話です。

ラチェット音をチェック

私はハブのラチェット音にあまり関心がないのですが、興味のある人が多いようなのでラチェット音のレビューもします。
ラチェット音は静かな音で、シマノのWH-R501よりは大きいですが、MAVICのCOSMIC ELITEより少し小さいかなという程度の音量。
今使用しているRacing7が爆音なのでずいぶん静かに感じます。

早速リムテープ、チューブとタイヤ、スプロケットを組み付け

まずはリムテープから。先にも書きましたが印字がないので注意が必要です。ツルツルの面を上にして取り付けます。
テープと言ってもピッタリサイズに切った粘着してある輪っかなので取り付けるのは簡単です。
バルブの穴の位置を合わせて、大きな輪ゴムをリムに引っ掛けるイメージで取り付け。

そしてチューブ、タイヤ。これも幾度と繰り返してきた作業です。カーボンだからと言って特別な作業はありません。
強いて言うなら出来る限りタイヤレバーは使わないほうがいいでしょう。

最後にスプロケットの取り付け。ハブの加工精度も問題なく、ガタつくこともなくあっさりはまりました。
安価なホイールなのに、ここまでノートラブルとは恐ろしい。

続いてブレーキシューの交換

カーボンリムなので専用のブレーキシューを使う必要があります。
しかしホイールに付属しているのは嬉しいですね。カーボン用のブレーキシューは効果で、これだけで5000円ぐらいしますからね。

ULTEGRA6700のブレーキなのでブレーキシューはネジを緩めてはめるだけです。
105以下のグレードの場合はブレーキシューのカートリッジを購入する必要があります。

いよいよ自転車に装着。美しい

さてブレーキシューもつけたら自転車に装着です。
取り付けてみると、やっぱり感動。

リム面が黒いので同じぐらいのリムハイトのCOSMIC ELITEよりリムハイトがずいぶん高く見えます。

今までよほどブレーキシューが減っていたのか、そのままのセッティングではブレーキがリムに当たってしまいましたので、調整。
フロントはアジャスターだけで対応できましたが、リアはケーブルまで緩めて調整しました。
危険が伴う作業のためメンテナスに自信がない場合は、あさひやイオンバイクに持っていくと1000円しないぐらいで調整してもらえますよ。

回してみてチェック

装着が完了したので、ペダルを回してみます。
リムとブレーキシューの間を凝視しましたが、縦横、フロントリアともにフレはありません。
これはAmazonのレビューにもフレていないと書いてあったので心配はしていませんでしたが、本来だったりリムテープをつける前にチェックすべきでした。

ホイールバランスが悪いというAmazonのレビューもありましたが、確かに20万以上のホイールと比較したらバランスがよくないかもしれません。
しかし同価格帯のCOSMIC ELITEやZONDAと比較したら、それほど酷いというわけではありません。

雨のため、今日はここまで。
実装レビューは次回をお楽しみに。

 

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