アルミ製中古ロードバイクの選び方:初心者向けポイント解説

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アルミ製中古ロードバイクの選び方:初心者向けポイント解説

「ロードバイク、始めてみたい!」。そう思っていろいろ調べていると、必ずと言っていいほど目にするのが「初心者はまずアルミフレームから」というアドバイス。

確かにカーボンは軽くて憧れるけど、お値段も張るし、「転んだら割れるかも…」なんて聞くと、最初の1台にするにはちょっと勇気がいりますよね。その点、アルミは金属ならではの安心感があります。

特に中古市場では、アルミフレームのバイクは選択肢も多くて価格もこなれているので、予算を抑えたい初心者にとっては現実的で魅力的な選択肢になります。

ただ、頑丈と言われるアルミでも、中古となると話は別。「金属だから大丈夫」と安易に考えると、思わぬ落とし穴があるかもしれません。

この記事では、初めての中古ロードバイクとして「アルミフレーム」を検討している方に向けて、通販で選ぶ際にどこに注目すべきか、僕なりの視点で解説してみたいと思います。

なぜ「最初の1台」にアルミが選ばれるのか

そもそも、なぜこれほどまでに「最初はアルミ」と推されるのでしょうか。

一番の理由は、やっぱりその「気負わなさ」にある気がします。カーボンフレームは、例えば駐輪場で隣の自転車が倒れてきてコツンと当たっただけでも、「えっ、今の衝撃で内部が剥離してないよね…?」と、精神的に削られる瞬間があったりします(気にしすぎかもしれませんが)。

その点、アルミは金属です。多少の傷やラフな扱いは許容してくれる懐の深さがあります。もちろん限度はありますが、初心者でバイクの扱いに慣れていない時期には、この精神的な気楽さは大きなメリットになるはずです。

それに、アルミは反応が良いというか、ペダルを踏んだ力がダイレクトに進む力に変わるような、シャキッとした乗り味が特徴です。「自転車を漕いでる感」をダイレクトに味わえるので、乗っていて楽しいんですよね。

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中古アルミ、写真で見るべき「決定的なダメージ」

通販で買う場合、実車に触れて確認できないのが辛いところです。でも、アルミフレームには「写真でも判別しやすいリスク」があります。それが「凹み(デント)」です。

カーボンは強い衝撃を受けると「割れる」ことがありますが、アルミは金属なので、強い力が加わるとポコッと「凹む」ことがあります。

表面の擦り傷や塗装剥がれくらいなら、見た目を気にしなければ性能には大きな影響はありません。でも、パイプの形が変わってしまうような深い凹みは別です。そこから強度が落ちて、最悪の場合、走行中に破断するリスクもゼロではありません。

商品ページの写真を見る時は、全体像だけでなく、いろんな角度から撮られた写真を拡大して、フレームのパイプが綺麗な丸(または楕円)を保っているか、不自然な歪みがないかを、じっくり観察してみてください。

特にトップチューブ(一番上のパイプ)の上側や横側は、立ちごけした時にハンドルが当たって凹みやすい場所なので要注意です。

スペックの基準、「105」じゃなきゃダメ?

ロードバイク選びで必ず話題になるのがコンポーネント(変速機などのパーツ群)のグレードです。「初心者はシマノの105(イチマルゴ)を選べ!」という熱い主張をよく見かけますよね。

確かに、105はレースイベントにも出られる性能と耐久性を持っているので、予算が許すなら間違いのない選択です。中古市場でも105搭載のアルミバイクは非常に人気があります。

でも、「絶対に105じゃなきゃダメ」と自分を縛る必要はないんじゃないかな、とも思います。

例えば、一つ下の「Tiagra(ティアグラ)」や、その下の「Sora(ソラ)」でも、街乗りや週末のサイクリングなら十分楽しめます。変速の段数は減りますが、その分、価格はぐっと抑えられます。

無理して状態の悪い105搭載車を買うくらいなら、状態の良いTiagra搭載車を選んだ方が、結果的に幸せなサイクルライフを送れるかもしれません。この辺りは、予算と「自分がどこまで求めるか」のバランス感覚ですね。

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まとめ

アルミロードバイクは、最初の相棒としてすごくバランスが良い選択肢だと思います。中古なら、有名ブランドの名車が驚くような価格で手に入ることもありますしね。

通販で選ぶ際は、スペックだけに目を奪われず、写真でフレームの状態をしっかり確認すること、そして何より信頼できそうなショップから購入することが大切です。

完璧な一台を探し求めると疲れてしまうので、「まあ、ちょっと傷はあるけど、しっかり整備されてるならいいか」くらいの気持ちで、良き出会いを探してみてください。

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