中古ロードバイクのギアチェンジ、もっとスムーズに!調整方法解説

約4分
2,259文字

中古ロードバイクのギアチェンジ、もっとスムーズに!調整方法解説

「せっかく買った中古ロードバイク、ギアチェンジがなんだか引っかかる…」 「カチッと決まらなくて、気持ちよく走れない…」

そんな悩みを抱えていませんか?中古ロードバイクの場合、前のオーナーの使用状況によっては、変速機の調整がずれてしまっていることがあります。

でも大丈夫!基本的な調整方法を覚えれば、誰でも簡単にスムーズなギアチェンジを取り戻すことができます。

この記事では、初心者の方でも分かりやすいように、写真付きで変速機の調整方法を解説します。必要な工具はプラスドライバーだけ!ぜひチャレンジしてみてくださいね。


第1章:調整の前に知っておきたいこと

1. 変速機の仕組み

ロードバイクの変速機(ディレイラー)は、ワイヤーを引っ張ったり緩めたりすることで、チェーンを異なるギアに移動させる仕組みになっています。

2. 調整が必要なサイン

  • ギアチェンジがスムーズにいかない(引っかかる、ガチャガチャ音がする)
  • 特定のギアに入らない
  • チェーンが外れる

3. 用意するもの

  • プラスドライバー
  • メンテナンススタンド(あると便利ですが、なくても大丈夫です)

第2章:リアディレイラー(後ろの変速機)の調整

リアディレイラーの調整は、大きく分けて3つのステップで行います。

ステップ1:トップ側(一番重いギア)の調整

  1. チェーンをフロントアウター(前の一番大きいギア)、リアトップ(後ろの一番小さいギア)に入れます。
  2. リアディレイラーの「H」と書かれたネジ(トップアジャストボルト)を回して、ガイドプーリー(上の歯車)がトップギアの真下に来るように調整します。
    • 時計回りに回すと内側(ロー側)へ、反時計回りに回すと外側(トップ側)へ動きます。

ステップ2:ロー側(一番軽いギア)の調整

  1. チェーンをフロントインナー(前の一番小さいギア)、リアロー(後ろの一番大きいギア)に入れます。
  2. リアディレイラーの「L」と書かれたネジ(ローアジャストボルト)を回して、ガイドプーリーがローギアの真下に来るように調整します。
    • 時計回りに回すと外側(トップ側)へ、反時計回りに回すと内側(ロー側)へ動きます。

ステップ3:ワイヤーの張り調整

  1. チェーンをフロントアウター、リアトップから2番目のギアに入れます。
  2. シフトレバーを操作して、ギアチェンジがスムーズか確認します。
    • トップ側に落ちにくい場合(変速が遅い):アジャストボルト(ワイヤーの出口にあるネジ)を反時計回りに回してワイヤーを張ります。
    • ロー側に上がりすぎようとする場合(ガチャガチャ音がする):アジャストボルトを時計回りに回してワイヤーを緩めます。
  3. 全てのギアでスムーズに変速できるか確認し、微調整を行います。

第3章:フロントディレイラー(前の変速機)の調整

フロントディレイラーの調整も、大きく分けて3つのステップで行います。

ステップ1:取り付け位置と角度の確認

  1. フロントディレイラーのガイドプレート(チェーンを挟む金属板)が、チェーンリング(前のギア)と平行になっているか確認します。
  2. ガイドプレートとチェーンリングの隙間が1〜3mm程度になっているか確認します。

ステップ2:ロー側(一番軽いギア)の調整

  1. チェーンをフロントインナー、リアローに入れます。
  2. フロントディレイラーの「L」と書かれたネジ(ローアジャストボルト)を回して、ガイドプレートの内側とチェーンの隙間が0.5〜1mm程度になるように調整します。

ステップ3:トップ側(一番重いギア)の調整

  1. チェーンをフロントアウター、リアトップに入れます。
  2. フロントディレイラーの「H」と書かれたネジ(トップアジャストボルト)を回して、ガイドプレートの外側とチェーンの隙間が0.5〜1mm程度になるように調整します。

ステップ4:ワイヤーの張り調整

  1. チェーンをフロントインナーに入れ、シフトレバーを操作してフロントアウターに変速してみます。
    • アウターに入りにくい場合:アジャストボルト(ワイヤーの途中にあるネジ)を反時計回りに回してワイヤーを張ります。
    • アウターを越えてチェーンが外れようとする場合:アジャストボルトを時計回りに回してワイヤーを緩めます。
  2. スムーズに変速できるか確認し、微調整を行います。

まとめ:自分で調整して、快適な走りを手に入れよう!

変速機の調整は、最初は難しく感じるかもしれませんが、慣れれば数分でできるようになります。自分で調整できるようになれば、いつでも快適な状態でロードバイクを楽しむことができますよ。

もし、自分で調整しても改善しない場合は、ワイヤーの伸びや変速機自体の故障も考えられます。その場合は、無理せずプロのショップに見てもらうことをおすすめします。

Bicycle-styleでは、全国の中古ロードバイクショップを検索できます。メンテナンスの相談ができるショップを探すのにも便利ですよ!

この記事をシェアする