それでも被らないのはなぜ?自転車でヘルメットを被らない6つの理由

引き続き、今回の記事も自転車利用時のヘルメットについてです。
前回の記事でも書きましたが、もはやヘルメットの安全性について議論する段階ではありません。
自転車に乗る人の全員が既にヘルメットを被っていた方が転倒時に怪我の被害が小さくなることを理解しています。

では、なぜヘルメットを被らないのでしょうか?その代表的な理由と対策をご紹介します。

1.ヘルメットは面倒

ヘルメットを被るのが面倒だと感じている人は多いと思います。私も頭が鋼鉄であればヘルメットを被らないかもしれません。なぜ面倒に感じるかというと「役に立たない可能性が高いと思っているから」です。

自転車に乗って出かける際に2回に1回は転倒するという方は、きっとヘルメットを被ることを面倒に感じないと思います。またマウンテンバイクで砂利の山道を下るという遊びをするときにヘルメットは面倒だと感じないでしょう。

転ばない限りはヘルメットの価値はゼロです。つまり転ばないという錯覚がヘルメットを面倒に感じる要因です。
しかし自転車は転倒しない乗り物でしたでしょうか?その答えはご存知だと思います。

2.ヘルメット乗らないときはどうするの?

続いて、自転車に乗っているときは安全のためにヘルメットを被るとして、自転車から降りたらどうしましょうか。今日はデートです。朝から駅まで自転車で向かい、一日ヘルメットを持ち歩き、電車で帰ってきてからもう一度ヘルメットを被って家に帰る。現実的じゃないですよね。ヘルメットを装着できるようなリュックサックも売っていますが、デートに使うバッグを駅まで5分しか使わないヘルメットに縛られるのはきついですよね。

現実的には自転車にチェーンロックでつけておくというのが現段階でベストです。

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完全に義務化されているオートバイの世界ではどうなっているかというと、ほぼ全てのバイクにヘルメットホルダーが初期装備でついています。スクーターは雨の中もヘルメットが濡れないように専用の収納スペースがあります。

またバイクの後ろに箱をつけているのを見たことがある人も多いでしょう。あれもヘルメットを収納するためにつけているという人も多いです。

今は自転車メーカーが追いついていませんが、おそらく前かごに鍵をつけられるようになるでしょう。後ろの荷台にヘルメットを収納する製品がリーズナブルに手に入るようになるでしょう。

3.髪型が崩れる

特に男子中高生はヘルメットによって髪のセットが乱れるのを嫌います。それこそ髪型が崩れるぐらいであれば頭を打って死んだ方がマシと本気で考えている場合もあるでしょう。

そんなに髪の毛が大事なのであれば、紫外線から守っておくべきです。髪の毛を紫外線に晒し続けると将来的には大切なものを失うことになります。髪の毛が大切なら帽子を被りましょう。帽子を被るならヘルメットを被っても同じです。基本的にヘルメットは帽子の上に被るほうがガチ感が薄れてカジュアルになります。帽子をかぶってヘルメットを被って、ワックスを持ち歩くと良いでしょう。

4.ヘルメットはカッコ悪い

シルエットとして頭が大きくなるのでヘルメットがカッコ悪いと思っている方も多いのではないでしょうか?
実際のところ、ファッションセンスが乏しいとヘルメットを加えた瞬間にコーディネートが崩れてしまったり、ヘルメットを取り入れたファッションが構築できなかったりします。

なぜカッコ悪いのか?というと見慣れていないから。全てはこれです。もはやバイクのヘルメットがカッコ悪いと思う人はいなくなりました。昭和の時代はオートバイのヘルメットもカッコ悪いとされていました。

ファッションセンスに自信がある人はヘルメットを取り入れたファッションを構築してみてはいかがでしょうか?私は、ファッションセンスが高い部類に入ると思うのですが、正直カッコ悪くなるファッション、ならないファッションが存在します。当然今のファッションにヘルメットを組み合わせたらカッコ悪いに決まっています。

もう少し視野を広げて洋服だけでなくアクセサリーやバッグ、自転車まで含めてコーディネートしてみてください。そうなると、当然ですが自転車のチェーンが錆びているとダサいですよ。

5.転ばないから大丈夫

本気でそう思ってるなら凄いですね。勉強した方がいいです。経験も知識も足りないので、外に出たら危険です。そうでない方はご存知の通り、自転車は転びます。それでも転ばないと言っているなら馬鹿すぎるので自転車に乗ってはいけません。
運動神経は関係ありません。子供や老人が飛び出してきたり、サッカーボールが飛んできたり、自分の運動神経とは関係ない理由で転びます。

6.ヘルメットは高い

正直なところ、この問題だけは解決困難です。オートバイの世界ではヘルメットは守るものの値段と比べたら安いというのが常識です。6万円とかするヘルメットを普通に買って使っています。自動車や公共交通機関がこれだけ普及している現代、オートバイ業界は実用ではなく金持ちの趣味です。でも貧困層も利用する自転車では同じようにはいきません。

自転車のヘルメットも安全性を考慮したら5000円ぐらいのものを装着したいところ。本当に生活が苦しい人にとっては安くない値段です。この5000円が出せない貧困層のために税金を投入するべきだと思っています、

警察は無料でヘルメットを配るぐらいのことをしないと、少なくとも低所得の貧困層にヘルメットを被せるのは不可能です。

一応、Amazonで安価に買えるヘルメットを掲載しておきますが、転倒時に安全だという保証はありません。
このヘルメットでも警察に指導を受けなくなるというメリットはあるでしょう。

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まとめ

貧困問題を除いて、ヘルメットを被らない理由は無いと言えるでしょう。強いていうならファッションセンスが足りないためヘルメットを取り入れたファッションを構築できないという理由もあるかもしれません。そうでない方はヘルメットを被るべきでしょう。

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